葬儀の場所 ②
30年~40年前くらいから都会では住宅事情により自宅で葬儀が出来なくなりました。
①間取りの西洋化
②敷地が狭くなり庭の消滅
③マンション等の集合住宅の普及
当初はお寺を借りることは一般的ではなく、お寺もご遺体ではお貸ししていただけなく、自宅でお骨まで(密葬)済ませ、骨葬(本葬)をしなさいと云われたものです。元来そういう葬儀は会葬者が大勢見える社葬など大型葬儀でした。現在世間で云われている、近親者でする葬儀を密葬といっているのは意味が違います。
しかしながら時代と共に少しずつご遺体の状態でもお寺で葬儀をする様になりました。さらに式場のニーズ多くなり、火葬場内の式場・公営斎場・民間斎場など整備されてきました。
今では御自宅で葬儀をする方が珍しくなりました。さらに病院から御自宅に帰れない場合が多くなりました。※お柩の安置ができない・お柩の出入りが出来ない。等の理由です。
お通夜の前日からお預かりしていただける寺院はごく一部です。普通は火葬場のお預かり設備に安置することになります。
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